与えることを書き終えて。

この物語は3作目という立ち位置で書きました。この物語と、4つ目という立ち位置の、あなたの元へは、ほぼ同時期のことで、これから繋がっていくという物語でいうゼロみたいな気持ちで書きました。

ここで書きたかったのは、物語の中では、色々存在していいし、既存のものからいろいろな見方も存在していいみたいな考えです。

特にいいなと思ったのは、そういちのどちらも肯定するみたいな立ち位置です。創作学では同時存在の許容という考えを思ってました。これはマイナスとプラスが同時に存在していい、勉強ができる事実と、勉強ができない事実が存在していいと言う考えで、実際にそういう人を作るのは難しいかな‥というところで、悪役のような立ち位置のこのキャラが担ってくれました。

これは一つの形であり、これである必要はないんですが。

そして、今回も、いいキャラを作れたなという感じはありました。個性豊かなキャラ。

そして、夢を与えるというテーマ。前提として、どちらも存在していいという考えがあり、それなら、いいことをみたいに思ってました。

当初はすすむの父と、こうよが関わってるところとか書きたかったんですけど、この感じもいいかなと思うようになりました。前よりは文字数減らしたので書きやすかった感じはありました。

それから、伏線を考えるところ、そこはとても楽しかったです。伏線になってないかもしれませんが‥。

前々からこの物語を書こうと思ってたんで、とりあえずどんな形でも書けて良かったです。