この物語は自分にとって重要なところにあり、考えを色々作っていきたいと思って書き始めました。
その少し前、万物の根源の話を聞いて、とても面白いなと思ったんです。内容なんて知らないし、どんな感じなのかも分からない。だけど、創作の世界ならそれを許してもらえると思いました。
そして、このタイトル、『世界のすべて』は、万物の根源、つまり、この世のすべては何でできているのか?ということを一番に考え、自分なりの答えを出しました。
これは、もし、創作の中の世界なら、知識でできてるんじゃないかなと思ったところから。
自分の中に一つの考えとして、生きる意味失った世界で人間達が生きていた。
その中で、新しい何かを作った。それが、この世界。みたいな考えがあったんです。
これを書くにあたって、自分としてとても重要だと思っていたのは、もう一人の主人公の存在でした。
すべてが正しい、すべてが間違っている。そんな思想を持った人。
これは一種、僕にとって、とても必要な存在でした。実在しないかもしれない。けれど、創作の中ならいていい。
そして、これらは、これから先に続編的な立ち位置として書いた、創作学の話にも通づるところがあります。
ある意味、悪いところは沢山あったと今は思うのですが、書いてよかったと思いました。
特に物語に関しては、毎回、自分の好きなように考え、楽しく考えられたところ、思いつかなかったら書かないみたいなことも結構したので、自由に書けてたなと思います。
物語も結構自分的には好きで、全てを肯定する主人公、そして、(これはあと付けですが)その主人公と名前が同じ宗教家の教祖であり、その宗教での神とされる男。
二人の話し合いや、葛藤みたいなところ。僕はとても好きでした。間違いも結構あったかもしれません。(だからこそ、ファンタジーにいれたところもありますが。異世界?)しかし、全体を通して、楽しく書けたってところが、本当に良かったなって。
ストーリー自分でハマって考えたのが本当に幸せでした笑これは本当に楽しすぎました。
そして、もう一人の、タイトルに関係する主人公は、問題をかかえながら、それと向き合っていく。ある意味で自分を偽らないみたいことの大事さみたいな。
そういう考えで書きました。
最終的には、自分の思っていた考え、神は自分の作ったもの全てを愛するというもの。
その考えは本当に重要だと思ってて。色々、自分の考えや、思いを詰め込められたかなって思います。
世界のすべて、全体的に、恥ずかしいとか思ってたりもしましたが、物語を結構楽しく考えられて、考えも色々うまれて結果的には良かったかもって思いました。
とても楽しい時間でした。