思想学部④

いい事とは

ある日、僕の周りでこんな事件が起こった。

1人の男性が亡くなった。

原因は、その人が、馬鹿にされる対象であったこと。

その人の容姿、その人の個性は、周りとは異なり、浮いたものだった。

それは面白いという事で、毎日のように、注目され、先生すらも笑いの対象とする。

それをズレてるから直せと言ったり、変わっているのは良くないこと。

そんな言葉を浴び続けた。

それが悲劇をうんだ。

けれども、多数派の専制が、無かったものとそれらを変えた

───────

この世には、悪いこと、いいことがあるらしい。

恥ずかしいこと、恥ずかしくないこと、それは、いつの間にかズレていく。

本当は恥ずかしくないことでも、恥ずかしいとされ、いいことも同様に変わっていく。

僕は人と出会った時に、言う事がある。

それは本当に間違ったことか、本当に正しいことなのか?

今日も、前からやってきた人、それは、話し合いをしていた。

「~歳になって、まだ読んでるの?」

その口ぶりに、馬鹿にしていることは明らかだ。

僕はすぐさま割って入る

「~歳になって読んじゃいけないか?」

すると、「おかしいやつ」と言って、2人は立ち去った。

何歳であろうと、やっていけないことはない。

娯楽として童話や、童謡が好きな年配の方、盆栽や、ゲートボールが好きな子供が居たっていいんだ。

今度は女性2人が話していて、片方が語尾にきゃぴと付けた。

もう1人は、「恥ずかしいからその語尾辞めて」と。

僕はすぐに割り込んだ

「恥ずかしいこと、それは、人に迷惑をかけること。問題はない」

すると、その2人も走って行ってしまった。

この世界には、いいこと、悪いことがあるはずだが、時として人は、明らかな悪を容認し、明らかな善を否定する。

そこに、恥ずかしさ、間違いはないはずなのに。

恥ずかしさを感じれば、それを否定してしまうのである。

だからこそ、僕は言いたい。

明らかな悪以外は、恥ずかしいと言うべきではないと。

悪いこと、あの日起こった悲劇のように、悪いこと、いいことというものを、今一度考えるべきである。

僕はその日、家に帰った。

そうして、誰も居ない場所で1人で大きく熱弁した。

本当の悪とは何か、本当の正しいこととは何かを…

───────

夢を語る。それは恥ずかしいことに思われるかもしれない。

けれども、それは悪いことじゃない。

言ってしまえば、必ず成し遂げなければいけないと。

そんなふうに考えるものも居るだろう、けれども、必ず成し遂げる必要はないのだ。

この先、もし、機会があったらでいい。

相手の夢が、世界中の人全てを救いたい、海王星に住みたいなどのどんなに大それても、それは否定してはいけない。

本当に叶えられないものなのか、本当に叶えられるものなのか。

それは誰にも分からない。

だからこそ、否定して、相手の夢を摘み取ってしまえば、その人が可哀想だし、実現するかもしれないその夢が、その一言により、泡となって消えてしまう。

そんなことはあってはならないことだ。

僕はいいことと悪いこと、それを区別している。

いいこと…それは、偏りのないかっこよさ、かわいさ、その他多くのプラスな感情をもたらすもの。

それは依存や、ネガティブな感情をもたらさないもの。

そして、悪いこと。

それは、相手のことを否定する。それだ。

相手がしていることを平気で否定して、これがいいと押し付けたり、無理に辞めさせようとする。

もし、悪いことをしているなら、逆効果だし、相手を奴隷のように思っている。

そうとしか考えられない。

相手の行動を批判し、自分の思い通りにならないとこうしろと言う。

それは変えなければいけないものだ。

相手がどうしてようと、無理にこうしろと動かさせようとしたり、こうして欲しいと要求することはいけない。

もし、頼み事をする際にも、相手に任せて、無理に要求することをしない。

相手が自分の言った通りに動きたいと言うのなら、その通りにすることだろう。

あくまで、頼み事をする場合、自分の言う通りにして欲しい場合は、こちらが下手であらねばならない。

以上のいいこと、悪いことが重要なのである。

────────

話終えると、僕はその場に座り込んだ。

あの日のことが、自らを突き動かす原動力となっている。

本当の悪と言うものを知ってもらい、前のような悲劇を防ぎたい。

そのために、今、こうして行動している。

理想的な方向へと進んでいくために必要なこと…

それが今だ。

その日の夜、僕の前に、居なくなったあの人が現れた。

そして、こう告げた。

何も変わってないと…

僕はその一言を聞いて、なんだか悲しくなった──────

過去①

お母さんはいつものように僕に言った。

「間違えてもいいの。あなたが望む未来に進みなさい。」と。

お父さんは悲観主義者。人生に絶望し、この世界に期待することを否定する。

そんなお父さんが生きてこられたのは、お母さんの支えがあってからこそ。

現在も変わらずとても優しい人。

ところで、僕の子供時代、それは、失敗だらけのそれだった。

そんな時、いつも、お母さんだけは「大丈夫、大丈夫よ」と言ってささえた。

ある日、自分も、鳥や飛行機のように空に飛べるかもしれない。

そう思って、崖からとんで行こうとした。

けれども、近くに居た警察に止められて、親元にかえされた。

そうして、この事をお母さんがとても注意受けているところをみる。

愚痴まじりに「ちゃんと教育してるんですか?困りますよ」と。

お母さんはただ「すみません…」とだけ言った。

そこに、僕の名前は一切出さない。

その後も、ただ、「大丈夫、大丈夫よ…」と僕に言って聞かせる。

またある日は、僕が、人のおもちゃを取って、他の人の遊びを邪魔した。

その事で、今度はその親御さんに、お母さんが注意を受けた。

しかし、裏では変わらず、「大丈夫よ…。あなたは自分の信じた道を進んで…。」と。

お父さんが「そんなことを言って、間違った方向に進んだらどうする?」

「子供は、まだ善悪の判断がつかない。」

と言った時も

「私の子供だから…信じるの。誰が信じなくても、私だけはあの子の味方でいたい」と。

あの時だってそうだった。

僕が中学校の頃、同級生の女の子に怪我をさせた。

その人には夢があって、それには必要不可欠な場所を。

その人の親はとても怒った。そんな時も、僕の名前は出さず、ずっとただひたすら謝っているお母さん。

そうして、僕の前では、その事について言及することはなく、ただ、「大丈夫」と言った。

そうして、いつも、そんな日は、1人でこっそりと泣いているのを僕は知っている。

声を出さないように必死で堪えながら、悲しみを発散している。

誰にも気付かれないように…

お母さん、それはとても強いひとだ。

明らかに人のせいでも、自分が悪いと考える…。

その強い気持ちにいつも支えられてきた。

これから、僕は、成し遂げなければいけない。

心の中にある、こうしたいと言う確固たる決意、そして、理想の未来を…。

すると、泣き声が聞こえてきた。

それは、僕が怪我をさせた女の子だった。

とても苦しそうで、座り込んで、1人で悲しんでいる。

皮肉にも、僕には、それに罪悪感がなかった。

そうして、歩み寄って言った。

「これから、僕がすること…

それは…」

彼女はそっと泣くのを辞めて、僕の方をみる。

「人が笑顔で暮らせる場所、それを作る。

誰かが悲しむことはなく、全員が楽しく…そんな場所を。」

そうして、彼女の方に手を伸ばす。

すると、そっと彼女は僕の手を握って立ち上がった。

─────

振り返れば、失敗だらけ、間違いだらけだった。

もしかしたら、物語で言う悪役。それが僕の人生だったかもしれない。

だが、これから、それを全く違うものへと変えていく。

僕の理想は、あの時の彼女の姿から決まった。

そして、心にあるあの世界を作る。

今、そして、これから作っていくんだ。

その時の僕の目の前には、子供の頃の風景が浮かんでいる。

お父さんとお母さんが笑顔で笑っている。

そうして、それにつられ僕も笑う。

そんな光景が

────────

「行こう。」

僕はそう呟いて、今日もどこかへと旅立っていく

───────

部活と先生

4月が過ぎ、5月がやってきた。

「5月になったね」

僕はクラスの窓から空を見つめて言った。

「そうだね。」

すすむくんは、そっとそれに答える。

「ちょっと待って!」

僕は机を叩いて立ち上がった。

「どうしたの?」

すすむくんは僕の方を見上げる。

「もう5月になったけど、未だに部活として認められてない…!」

すると、すすむくんは「焦る必要はないよ。ゆっくりやろう」と悠然とかまえる。

「でも、今まで結構色々やろうとしてきたけど、上手くいかなかったじゃないか」

それに、すすむくんは立ち上がって言う。

「大丈夫!僕に考えがあるから!」

それに呆れてしまった。

「また根拠のない自信…。」

「うん、そうさ!」僕のそれに、すすむくんは笑っていた。

こうして、休み時間でも活動してるくらい活発なのに、部として認められてない…。

僕はそっと、考えるのをやめて、すすむくんのことを思い出していた

すすむくん、初めてであった頃もそうだった

──────

受験時、僕は勉強よりも、周りに気を配る。

人間関係、それこそが、学校生活を送っていく上で、とても重要なもの。

大体把握した後は、メモにそれを書き連ねていく。

大体の人は、中学校の時の友達を通じて、どんな人か知っていった。

実は、中学の時は、運動部だったのだ。

部活は全く上手くいかなかったが、知り合いは沢山できる。

そこで、彼に突き当たった。

彼は全く周りからの印象が良くなく、どんな人かもつかめない。

しかし、変わった人であることだけは確かに分かった───────

そうして、入学式がやってきた。

大体の人は把握していたため、万全の状態でのぞんだ

しかし…

入学生代表の言葉の時、驚いたことが起こる。

すすむくんが立ち上がって言った。

「僕の高校生活、それは理想の未来を実現させるための夢!

みんなこれからよろしく」

代表の人が立つ前に、全くそれとは関係の無い彼が言ったのだ。

なんだか、それを見ているこっちも恥ずかしくなってしまった。

他の人も少し驚いた様子を見せ、僕は心の中で強く思う。

彼と関わったら、普通の学校生活が確実に送れない…と。

──────

そうして、今、僕はすすむくんと関わっている。

気がつくと、すすむくんはもう居ず、1時間目が始まる時間になっていた。

今日の1時間目は数学の授業だ。

数学の先生は少し変わっている。

というのも、勉強に対し、全く公式とは違うものを肯定する。

そんな授業を展開するのだった。

今ある公式は、今まで、最善だとされているものに過ぎず、これから新しく見つかっていくかもしれない。

だからこそ、挑戦をしよう。と。

新しい発見をした人には、批評的な見方をしながらも、既存かどうかに囚われず、見つけたことに対し、とても大きな励ましをする。

それが、人を奮い立たせた。

勉強自体も、関わりの深そうなものとあわせたり、とっつきやすくしていた。

──────

授業が終わると、先生は僕の方にやってくる。

「君の部活のすすむくん、とても面白い人ですね。」

「はい!」

先生は、変わった人が好きだ。

すすむくんに目をつけている。

───────

そして、放課後。

いつもの通り、みんなでひとつの場所に集まった。

5月になったものの、今まで何もして来なかった訳では無い。

行動しようとしたが、偏見という制限が邪魔した。

行動に対し、何をするのかと警戒されてしまったのだ。

これがある限り、どうしようもないのか…

そう思っていると、すすむくんが切り出した。

「1人は無理でも、他の部活単位で、交流を持つこと。そうすればきっと、大丈夫。」

彼は明るくそう言った。

希望は全く失っていない。

彼のその様子になんだか救われた。

「どうするの?」

おとねさんが、あごに手をあてて言う。

「部活として困っていること、皆が欲しいと思っているものを見つける」

「友達を増やすってこと?」

「そんな感じかもしれない。」

すすむくんは頷いた。

「相手を知り自分を知ること…」

僕はそう言って立ち上がる。

「知ること、それは僕に任せて欲しいんだ。」

思わず、言ってしまった。

けれども、今、僕は僕のできることをしたい。

心の中でそう落ち着かせる。

「じゃあ、頼めるかな?」

すすむくんは僕の方を見て笑った

「うん。任せて欲しい!」

そうして思った。

もう、自分の目標とした、普通になれないかもしれない。

だけど、少ない間だけど、関わって思った。

彼の考える世界、それを実現してみたい。

僕はそう思った
───────

僕の思い描く世界

あなたは恋愛についてどう思うだろうか?

僕は否定的である。
確かに、心を揺さぶられ、1人のことを思って毎日を過ごす。

それはとても結構な事だと思う。

しかし、その心が揺さぶられることによって、落ち着くことが困難になったり、苦しんだりしてしまえば、それは悪いことである。

恋愛とは、それととても密接に関わっている。

だからこそ、僕の構想が役に立つと考えているのだ。

人間関係はこのように考えられる。

1人の時は考えが偏りやすく、2人の時は気を遣わない限り崩れやすく偏りやすい、3人以上の時は気を遣うため、崩れにくい。

つまり、人が多ければ、自然と気を遣うので、関係は崩れにくくなるという事だ。

例として挙げるとすれば学校や、会社。それは、中々崩れにくい関係性になっている。

人数という、同調圧力が、内部を構築させている。

ほとんど全ての人は、大勢の前に出ると、緊張したり、変わった行動を控えるだろう。

それは、人数という利が働いてくる。

けれども、完全ではなく、集団の肯定が、数少ない人を苦しめることもあるのだ。

だが、それに対しての対処もしっかりとある。

グループが、悪いものに変わってしまう原因。

それは、1番近いところで、リーダーが優しい人かどうかである。

まとめる人が、酷い人であるならば、集団としてのマイナスが加速する。

理不尽さ、愚痴が横行し、より良いものとはならない。

しかし、優しいだけでは、まだ不十分。

自分の気付かないところを、確認する目が必要である。

落ち着かせてくれる存在、そして、絶対になおらない理不尽さをもたない指摘ができる人である。

初対面で、馴れ馴れしくしたり、嫌がらせをする人はあまり居ない。

もし、してくるのならば、その人はいれるべきではないだろう。

相手のことを知り、義務をつくらず、優しい空間を。

それこそが、理想の場所を作ることにおいて、必要な要素。

マイナス部分もあっていいが、それに囚われないこと、それもまた、集団にとって必要なこと。

ところで、最初の話に戻るが、恋愛関係、それもまた崩れやすいもの。

だからこそ、人数の利を使うこと、それが理想的未来を築くために必要なことだ。

1人が悲しくなる、それにはならず、全員が楽しい、居て悪い気持ちにはならない場所。

そうなること、それこそが、僕の目指す道。

───────

創作はいい。

実際に起こるかどうかは分からないが、もし、起こった時のために、マイナス要素、プラス要素など考えておける。

どう進むかと言う先も、1度体験していることによって、安心して進むことができる

僕は創作が好きだ。

本当に人を幸せな気持ちにさせるのは、僕は、創作だと思っている─────

過去②

これは、私が小学生の頃の話。

私には大切な友達が居ました。名前はあゆみちゃん。

とっても、優しくて可愛くて元気な人。

あゆみちゃんはいつも言ってた。「お母さんがね、言ってたの。」

「友達はね、こっちから切らなければずっと友達で居られるって。」

そう言ってにっこり笑顔のあゆみちゃんに、私も嬉しくなって、笑顔になる。

「だから、私たちはずっと友達だよっ!」

「うんっ!」

私は元気に頷きました。

けれども、ある日、私とあゆみちゃんの仲はさかれてしまったのです

理由は分からなかったのですが、「あなたの事が嫌い。友達を辞める。」

その言葉だけ、今も残っています。

私は悲しくて、学校を抜け泣きながら帰りました。

きっと、私が優しくなかったから…。

心の中でそう責めました

───────

道に1人佇む男がいた

今日は小学校を取材する。

男は、色々な情報を集め、物語を作る。

名前をそういちと言った。

「この国が腐っているということ、それは、小学校の裏側を見ればわかる。」

そう呟くと、道を歩き出した。

男は考える。

子供の頃から、悪い環境にいれば、良好な人間にはならない。

もし、子供達が、苦しみを感じているのならば、それを世間に出せば、少しは良くなるだろう。

すると、前から女の子がやってきた。

まだ授業は終わらない時間。何かあったのだろうか。

男は彼女の様子に気付いた。

彼女は、下を向いて、零れる涙を袖で拭いていた。

男はそれに当初の目的を思い出す。

そして声をかけた。

「こんにちは、お嬢ちゃん。何かあったのかな?」

すると、顔を上げて、グスリと泣きながら、揺れる声で言った。

「友達にもう友達じゃないって言われて…。」

男は少し残念に思いながらも、その話を聞き入る。

「そうか、それで?」

「悲しくて…。優しくなりたい…。」

男は思った。

友達、優しさ。それは自分が心の中で否定していたもの。

まさか、こんなところで…

「じゃあ、優しさってもの、教えてあげようか。」

すると、女の子は「教えて欲しい」と男を見た。

「人間関係なんてもの、いつ崩れてもおかしくないものだ。」

そう言った時の悲しそうな彼女の表情に、少し心を痛める。

「ただ、深い関係にならないこと。優しさなんて、心の距離だ。」

「うん…」

女の子は頷く

「とても近くに居るようで離れている、そうすれば人間関係は崩れない。」

「そして、優しさとは、影から相手の邪魔にならず、その人が求めていることをすること。」

男はそう言うと、空を見上げた。

まさか、自分が優しさについて語ることになるとはな…。

すると、女の子は「分かった…!」と泣き止んで言った。

そういちはそれを見ると「またな」と言って、その場から帰ろうとする。

「待って…!」

女の子はそう言って、男に名前を聞いた。

「そういち。覚えておく必要はない」と。

そうして、家に帰った。

次の日、学校に行くと、あゆみちゃんが、私の方を見ていました。

そうして、なんだか、悲しそうで申し訳なさそうにしています。

私はそっとポケットに持ってきたものを入れて、教室を出ました。

すると、あゆみちゃんも、私の方にやってきます。

そうして、廊下で、人が少なくなると、「待って」とあゆみちゃんは声をかけました。

私はにっこりと「どうしたの?」と振り返ります。

すると、あゆみちゃんは、「あの…」ととても何か言いづらそうにしています。

「あのね、丁度、私もあゆみちゃんに用があったの」

すると、「何?」と私の顔を見ました。

「これ、あげる!」

手のひらにいれると、「またね!」と言って、私はその場から離れました。

あゆみちゃんは、手のひらをそっと開けると、そこには、鉛筆があります。

それは、とっても欲しかった可愛い鉛筆だったのです。

──────

それから、私は、人と関わるのを減らしていきました。

もちろん、あゆみちゃんとも関わることは少なくなりました。

なるべく、優しく接するように心がけ、遠くから相手の望むことをする。

それが、私の目指すもの。

私の優しさ。

今まで、楽しいことも、悲しいこともあった。

けれども、私は耐えた。深い関係にならないため。

全ては優しくなりたいから。

これからも私はそれを変えない

でも、あの時の、楽しい思い出。あゆみちゃんと遊んだ日々が度々浮かんでくるのでした─────