2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

思想学部23

<h3>過去物語❾</h3> 私のはじまり、それはとても小さい頃のことだった。 ある人の出会いが私を大きく変えたのかもしれない。 その人はとても多くの子供達に囲まれていた。 自分の思ったことを、「いい考えだね」と肯定してくれた。 だから、私も思ったことを伝えられ…

思想学部22

<h3>試合③</h3> 「そんなことできるはずがない。」 相手の部長はそう言って笑った。 全くできない訳じゃない。方法はいくつかあるが…。 いいものを選ぼうとすると、限られてくる。 「そうだった。さっきの女子がやってた、自分の都合の悪いところは無視で、いいところ…

思想学部21

<h3>体育祭</h3> 修学旅行が終わって、体育祭の時期になった。 少し前に、修学旅行あったけど…先輩に聞いた通り、違う場所だった。 近くでって、それって修学旅行と言えるの?って言ってたな… 体育祭は何も練習や、競技も何をするのか分かってない。 忙しい学校。 私…

思想学部⑳

<h3>過去物語❺</h3> これはある学校でのこと。 僕には夢がある。 自分の学んでいることについて、深めていく職業につきたい。 ただ、今していることを、1人でずっと考えていたいから。 ただ、ある男が、僕の前に現れた。 寝るに夜と書いて、しんやくん。 ねるくんとみ…

思想学部⑲

<h3>1つの考え</h3> 午後の部活がはじまった。 シソウくんがなんだかうずうずしている。 「どうしたの?」 僕が話しかけると、彼は「ありがとうございます!」と言った。 「思想学部の人達皆に話したいことがあります。」 視線が彼に集まる。 「僕には1つの考えがある…

思想学部⑱

<h3>君の話</h3> 午後、みんなは部活に集まる。 少し前に色々あって、部活でねおくんが浮いている。 今日も2人ずつにわかれ、思想を話し合うことになった。 しかし、ねおくんは誰かとできそうにない。 しずくさんに話しかけて、泣かせてしまっていた。 仕方ない。僕が…

思想学部⑰

<h3>みんなの考え</h3> 仕切り直して、今度は、一緒にいた留学生の女の子が言うことになった。 けれど困っている。 小さな声で留学生の2人は少し話していた 「あとの方が良かったんじゃない?」 トモさんは首をふる 「でも、後になっちゃうと、言えなくなっちゃうから…

思想学部⑯

準備はOKリベシン高校の思想学部では、模擬練習が行われていた。「今日もなえとかよ。」ひていはすこしイライラしながら言った。部長は「俺とするか?」とよる。「いや、いいですよ。」「なんで、この部活、4人しか居ないんですか。俺はもっと色んなやつと対…

思想学部⑮

完成練習試合が終わってから少し経ったある日のこと。いつものように部活へ行く。すると、全員揃っていた。泣いていたしずくさんは、もう元気そう。笑顔でみちかさんと喋ってる。僕はそれを見てホッとした。あおのくんは、勉強に集中して取り組んでいた。周…

思想学部⑭

楽しみの時間夏休みが終わってから、長い時間経った。もうそろそろで、冬休みが来る。やっと、オアシスが…そう思うくらいに、僕は追い詰められていた。毎日のように考えていた、創作が、ボロを出さないためにほぼ考えられていない。唯一、土曜日の夜が考えら…

思想学部⑬

なんだっけ?職員室でのこと。「あの…」その声に、数学の先生は振り返った。「いなし先生、どうかされたんですか?」「最近、思想学部の方は、皆落ち着いてますね。」「確かに、学校が始まった頃は、驚く事が多かったですね。」「最近はどうしているのですか…

思想学部⑫

夏休みが明けて9月になった。学校が始まって少しして、部活の空気は、勉強から文化祭に。と言うのも、文化祭は部活のグループで行われるらしい。しかし、今日の最初の話はそれとは違った。しずくさんは寂しそうに話す。「おとねちゃんが居なくて寂しくなった…

思想学部⑪

家日曜日、僕はすすむくんの家に行った。思ったより普通のところに住んで、何か大きく変わったところはない。少し身構えていたので、少し心が落ち着いた。チャイムを鳴らすと、すすむくんのお母さんらしき人が出てくる。「こんにちは」そう言って微笑む。「…

思想学部⑩

残された手紙すすむはそういちのようだ…。男はそう思った。高校を卒業してからもずっと、彼のことを考える。どうしてあの時…。しかし、最近、聞いた事で、もしかしたらそういちなのかもしれないと思うこともあった。優しさについて語った男。それは、そうい…

思想学部⑨

過去⑧私の子供の時、その頃から、お父さんとお母さんはよく喧嘩していた。その様子を見て、私はいつも泣いていた。どうして喧嘩するの…?私はこらえようとするけど無理。いつもポロポロと涙がこぼれる。小学校、中学校と上がっても、それは変わらなかった。喧…

思想学部⑧

運動会!①「校長先生、良かったのですか?」教頭先生は窓の外を見る校長先生に話しかける。「はい。この高校は、彼らのような明るい希望を持つ人を、そっと後押しするためにあるのです。」校長先生はそう言うと笑みを作った。「彼らを見ていると、10年、いい…

思想学部⑦

過去⑥私の子供の頃、それは今と変わらず暗いものだった。しかし、傍には、とても明るい男が居た。その人のお陰で、私はここまで生きてこれたのかもしれない。出会った頃、彼はこう言った「大丈夫。未来は明るい。」その頃から、悲観的だった私は、そんなことが…

思想学部⑥

過去④僕は勉強が好きだ。小さい頃からずっと、難しい話を聞き育ってきた。知識を得ると、世界がどんどん広がっていく。何かを得たという喜びもあり、知らないことをもっと知りたいと新しいものを求める。そうして今まで生きてきた。今でもそれは変わらない。…

思想学部⑤

僕の世界を包む雲僕は創作をやって、どのくらいになるだろう。小学校の頃からはじめたのを覚えている。とても楽しくて、続きをどうしようと悩んだあの日のことは、いい思い出だ。今でも、変わらず、この世界で楽しく過ごしている。ところで、最近、特に考え…

思想学部④

いい事とはある日、僕の周りでこんな事件が起こった。1人の男性が亡くなった。原因は、その人が、馬鹿にされる対象であったこと。その人の容姿、その人の個性は、周りとは異なり、浮いたものだった。それは面白いという事で、毎日のように、注目され、先生す…

思想学部③

間違えたもの②それはある日のこと。「君って凄いよね。」友達はそう言って僕に話しかける。「どうして?」「色々な物語をこうして持っているからね。僕には作れないよ。」「昔あったことから物語を作ってるんだ。本当に凄い人は思いついた人だよ。」と。とこ…

思想学部②

顧問①とても暗い闇の中、すすむは前へと向かった。すると、座った男の人が目の前に現れてきた。彼はそっと「すすむ、久しぶり。」と言う。すすむは「久しぶり」と返した。「学校はどうだった?」すすむはとても元気に、思想学部のことを話す。すると、男は、この闇…

思想学部①

はじまりさぁ!この世界には多くの考え方がある。それらは平等に正しく、平等に間違いでもある。自分の大きなノートに、文字という大きな希望を彩ってみないかい。僕はそうして、新しい何かを知り、何も無い道を前に進んでいる───────「思想学部って知ってる…

みんはやの良さ!

前回、少しマイナスに語りすぎたので、いいところについて話していきます。ただ、ここに書くもの以外にも沢山あると思います。発見出来たら、更に楽しくなるかもしれませんね。 変わらない良さ、今の良さ、やっていた時の良さについて語っていきます。 最初…

オンラインゲームで湧いていた負の感情

なおすこと、それを重視するブログなどが多いので、ここでは、共感的でいきます。 もちろん、共感できるところ、できないところがあると思うのでそれはすみません。 ただ、書くことに意味はあると思ってるので。 ブロックという機能。特にそれが理由が分から…

今日から投稿再開!

毎日、1つずつ投稿出来たらなと思います。いいアプリなど様々あるので、皆さんに紹介できたらなと。 物語も作って投稿していきます。これに関しては、小説とか、文章(ブログ自体も)書くの自信ないですけど、「楽しい」という気持ちが先行するため、ただ、自…